因数分解を通して気が付いたこと
因数分解は普通、共通因数があれば共通因数をくくることを先にする。そのあとでかっこの中で因数分解ができれば展開公式を使って因数分解をする。
天才を除き、私のような初学者には共通因数をくくってから次の式まではすぐにはわからない。
共通因数をくくって、新しい式が見えてから因数分解をするのが普通だからだ。
初学者の私にはこれが人生と似ていると感じた。
行動をすることで今は見えない未来が見える。これが「行動の良さ」だと思う。
「1つだけしかできないからやらない。」という人がいる、過去の私だ。だが、その一つをやってみることでまた新しい一つができる。その新しくできるようになった一つをやればまた新しいことができる。この繰り返しで人はできることがどんどん増え、成長できるのではないかと思う。
ただ因数分解と人生の異なるところは、因数分解はやった後のことは因数分解に慣れている人にはわかる一方、人生には予測した未来が必ず予測通りになるとは限らないところだ。
考えて行動すると考えないで行動するの違い
以上からわかったように行動する、やってみることは大切である。
だが、行動を無計画にするのはいけないと考える。
因数分解で例えてみると、共通因数をくくるというのは、した後の悪影響はない。式によっては共通因数をくぐるだけで因数分解になることもあるし、ならなくてもその後計算しやすくなるメリットがある。これをいちいち考えてやっている人は少ないと思うが、考えた結果その式で因数分解するのに共通因数をくくったのだから「考える」ことの良さをもらっている。
人生においても考えて行動することはとても大切なことである。前述したように未来は必ずしも私たち人間の想定通りにいくことではない。
だからといって、何も考えずに行動していいかというとそうではない。
悪い未来を想定し、それに対処できるように行動することは今の社会を生きていくために必要なスキルの一つであると私は思う。
例をあげてみると、ぎりぎりの生活なのに新しいマンションを収入を超えたローンを背負って買うことは、悪い未来を想定していたらできることではないだろう。
行動した先の未来は必ずしも人間の想定通りに行くことは少ない。
だが、悪い未来を想定して、それに対処できるような行動をしていけば「行動」のよさをうまくもらえるではないかと思う。
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