定期テストと入試問題のズレ

今日期末テストの答案用紙が返却された。
返却された教科は国語を除く、数学・理科・社会・英語の四教科である。
そこで、期末テストで解いた問題と入試問題の過去問題でのズレがあると感じたのでお話させていただきたい。

定期テストで問われていることは何か

定期テストで問われていることは何かということを考えていきたいと思う。
私がまず考えたのは授業を集中して受けているどうかの判断基準だ。
これについての問題点をあげる。
例えば英語であれば、英語を話せるようにするテストではなく、英語を使って「授業を集中して受けているか」だけを問うテストだと考える。今回の期末テストでの英作文が授業でやった内容そのままでてくるというのはそれの証拠といえる。

入試で問われていることは何か

次に入試で問われていることを考えていく。

入試で問われていることは、その学校に入ることにふさわしい努力をしたかどうかだと考える。
なぜなら、偏差値が高い学校であれば、その学校に入るのにはたくさんの勉強が必要だからだ。具体的には、入試問題の傾向をたどるために過去十年間の入試問題を解くなどの努力である。偏差値があまり高いほうでない学校であれば、相応の努力が必要であるからだ。

入試と定期テストのズレは何か。

入試では学校に入れる能力があるかを確かめる問題を作っているが、定期テストでは、授業を集中して受けているかをとっているという違いがある。

これはズレではなく、本質的に違いがあるため生じることであるため問題ではない。
では何が問題かというと、入試では授業の内容を問う問題は少ないことだ。
もちろん、基本的なところを押さえておくことは入試の対策として必須なことではある。
しかし、末節にとらわれてしまい。定期テストのためだけにノートを何時間も見るということは意味がない勉強である。
もちろん推薦など、一般入試意外でいく人であれば定期テストは必要であると思うが、一般入試で行く人には入試対策をしたほうが有意義な勉強時間であるのではないかと思う。

入試と定期テスト、どちらをするべきか

以上を踏まえたうえで、どちらを勉強するべきかを考えていく。

私は、入試問題の勉強をするべきであると考える。
入試問題対策をすると定期テストで点が取れないかというと、実はそうではない。

入試問題対策をしていけば必然的に定期テストの点がある一定の基準まで行く。
なぜなら、入試問題対策をするには定期テストで出るような基本的な問題が解けることが必要だからだ。

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