私が思う暗記の仕方

暗記—それは多くの人が勉強でやりにくいと感じる要素である。

私なりの暗記方法をこの記事を通して皆さんにお伝えしたいと思う。

1 人間は暗記は得意ではない

私も過去に暗記ができないと悩んだことがありました。でもそれはわざわざ悩むことではなかったのです。

なぜなら人間は暗記が得意な生物ではないからです。もちろんほかの動物と比較した場合、人間の方が優れているということもあるかもしれません。ですが、私たち人間が暗記内容を一回見ただけで覚えられることは少ないです。
言い換えれば、「インプットだけでは覚えられない(にくい)」のです。 従ってインプットだけに頼ってしまう勉強法はごく一部の天才を除き、多くの人たちには向いていないのです

2暗記を得意にするにはアウトプットとインプットを組み合わせる

インプットだけでも繰り返し、時間をかければ覚えられると思います。ですが、それは暗記効率が悪いです。

インプットも必要ですが、一周した内容を思い出す作業、アウトプットも必要です。

私的には、「アウトプット:インプット=4:6」が最適だと思っています。

もちろん個人差もあると思うので皆さんがたの、合う比率を探していただければと思いますが、インプットとアウトプットを組み合わせることによって情報を記憶しやすくなります。

3 記憶した内容を一本の木にする

暗記できたものでも、一つの暗記だけでは、点になってしまいます。

暗記したものを実際に問題を解くことに生かすには、点と点をつなぎ一本の線にして、さらにそれをつなぎ合わせて一本の木にすることが大切です。

・点と点をつなぎ合わせるには

記憶した情報、例えば英単語であれば、食べ物に関する英単語を10個記憶したら、その英単語を食べ物に関する英単語として頭の中でつなぎ合わせます。

つまり、記憶した情報で似た情報を頭の中で関連付けます

・一本の木にするには

関連付けた情報はいわば枝です。その枝と、葉っぱをつなげます。

その葉っぱは、暗記物の中でも優先度の低いものです。
暗記したら、関連したものも一緒に覚えるということです。

次に幹です。幹は暗記する前に全体像を頭の中で作っておくことが必要です。

英単語に例えるなら、英語の基礎が必要です。

そのように暗記する前に大まかな全体像を把握することが大切です。

4 記憶したものを問題に生かすには

この点については、社会で例えてみましょう。

社会では、「公民」「地理」「歴史」が中学ではあると思います。

そこで、「地理」と「歴史」にはつながる点がたくさんあります。

ここでは地理と歴史の一部について話させていただきます。
北海道と本州でかかわりができたのは江戸時代だと思います。そこでは海産物などを目的として、北海道の一部しか開拓されていませんでした。

しかし明治時代になると北海道を守るように、北海道全体が開拓されてきました。

北海道をほかの国にとられないようにするという歴史の背景があります。

つまり、記憶した情報でも、一見関連性がないように見える歴史と地理を結び付けて考えることで、忘れにくくすることができます。

さらにメリットは忘れにくくするだけにとどまりません。応用・発展問題を解くうえで必要となってきます。

発展問題、応用問題は基礎問題がパズルのように組み込まれているものです。

そのパズルを解くにはもちろん基礎が必要ですし、基礎問題に紐解いていくのにも多角的な視野が必要です。多角的な視野になるのには、関連性がなさそうに見えるもの同士を結び付ける考えが必要です。

「暗記」から見えてきた私の考え

私たちが見える情報でも、区切って考えるのは覚えるときの一つのテクニックとして使い、覚えた情報は面として、多角的に広い視野をもって物事見えるようにすることは大切ではないのでしょうか。

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